日盲連が弱視に関する懇談会の報告書を公開

高橋 倫花 (2019年2月10日)

「見えづらい・見えにくい人のくらし」 弱視に関する懇談会 報告書が、社会福祉法人 日本盲人会連合のWebサイトで公開された。

弱視に関する懇談会は平成27年から昨年までに15回開かれた。
ここで意見交換された内容は、「移動全般」「仕事」「生活(買い物・契約)」に分けられ、困り事や改善策などが報告書にまとめられている。

仕事では、音声PC(画面読み上げソフトをインストールしたパソコン)や画面拡大ソフトの必要性がうかがえる一方、社内システムを利用する上での難しさも伝わってくる。

日常的な生活においては、スーパーのセルフレジや飲食店の券売機、インターネット上の画像認証についても触れられている。

同懇談会と報告書の作成には、日本視覚障害者ICTネットワーク(JBICT.Net)の伊敷政英も参加した。

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