先日調査結果を公開した第2回支援技術利用状況調査について、この結果の概要を紹介し、この結果からどんなことを読み取ることができるのかを考えるオンライン・イベントを、2022年10月27日(木)の夜開催します。 興味を持っていただけましたらぜひご参加ください。
- 参考: 第2回支援技術利用状況調査報告書
イベント概要
- イベント・タイトル: いま日本の視覚障害者はどのようにPCやスマホを使っているのか?〜第2回支援技術利用状況調査結果報告会〜
- 開催日時: 2022年10月27日(木) 19:00~21:00
- 会場: オンライン(YouTube LiveまたはZoom、参加形態によって異なります)
- 参加申し込み: YouTube Liveでのご視聴にはお申し込みは不要です。Zoomでの参加をご希望の方は事前に以下のイベント情報ページよりお申し込みください
- イベント情報ページ: https://jbict2210.peatix.com/
イベント情報ページより
日本視覚障害者ICTネットワーク (JBICT.Net) では、2022年4月から5月にかけて、視覚障害者がどのようにパソコンやスマートフォンを利用しているのかを調査し、先日その結果を公開しました。
このイベントでは、今回の調査の結果を簡単に紹介しながら、昨年実施した第1回調査の結果との比較も交えて、どんなことを読み取ることができるのか、視覚障害者のIT利用やWebアクセシビリティーに詳しいメンバーで考えます。
また、今回の調査では、新たにスマート・ウォッチの利用状況に関する設問と、Web閲覧に関する設問を追加しました。この結果についても分析する予定です。
ご参加について
このイベントは、当日YouTube Liveで配信し、無料でご視聴いただけます。イベント開始時刻になりましたら、以下のURLからご視聴ください:
https://youtu.be/Rl-Q9cUkZNg
YouTube Liveでのご視聴の場合、お申し込みは不要です。
他に、以下の2種類の参加方法があります。(上記Peatixのイベント・ページからお申し込みください)。
- カンパしてZoomで参加: 1,000円、事前決済
いただいたカンパで、このイベントの文字起こしまたは記事化を行います。(それ以上にカンパが集まった場合は、JBICT.Netの運営費用として使わせていただきます。)
当日はZoomでご参加いただき、直接ご質問していただくこともできます。
また、イベント終了2週間程度の間、当日の動画アーカイブをご覧いただけます。 - UDトークの修正をしてZoomで参加: 無料
当日の情報保障に用いるUDトークの書き起こし結果をリアルタイムで修正していただける方を若干名募集しています。
当日はZoomでご参加いただき、直接ご質問していただくこともできます。
また、イベント終了2週間程度の間、当日の動画アーカイブをご覧いただけます。
ご質問について
YouTube Liveでご視聴の方でご質問がある方は、以下のSlidoからお寄せください:
https://sli.do/jbict2210
情報保障について
当日はUDトークによる書き起こしを提供する予定です。
登壇者プロフィール(五十音順)
伊藤 裕美(いとう ひろみ)
認定NPO法人タートル ICTサポートプロジェクトリーダー
シンクタンクでプログラマとして長年データ集計やツール開発を担当。
仕事ではスクリーンリーダーとWindows拡大鏡を使用するロービジョン。
最近では視覚障害者の就労を支援する団体である認定NPO法人タートルの中で、ICTサポートプロジェクトを立ち上げ、視覚に障害があっても当たり前に働けるICT環境の実現を目指して、チームで様々な取り組みを行っている。
伊原 力也(いはら りきや)
freee株式会社 デザイナー
ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)理解と普及作業部会委員、人間中心設計推進機構(HCD-Net) 評議委員
Webデザイン会社ビジネス・アーキテクツに13年勤務ののち、多様な働き方の実現を目指し2017年10月にfreeeに参加。デザインチームのマネジメント、およびアクセシビリティ普及啓発を行う。ほか、外部コンサルタントとしてnote、Ubie、STUDIO、東京都新型コロナウイルス感染症対策サイトのアクセシビリティ改善を推進。著書(共著)に「デザイニングWebアクセシビリティ」、監訳に「コーディングWebアクセシビリティ」「インクルーシブHTML+CSS&JavaScript」がある。
高橋 玲子(たかはし れいこ)
玩具メーカー勤務
目の前にあるものの形や色がようやくわかるぐらいの視力で生まれ、4歳ごろまでに全盲になる。
1993年から玩具メーカーに勤務。
何を表現するにも圧倒的に文字より画像がウケる玩具業界で、あつかましくも、「背伸びをせずに自分らしく」をいつも心がけています…。
JAWS、NVDA、ナレーター、Altair for Windows、BMS40、職場支給のiPhone、点字プリンタを日々使って仕事をしています。
中根 雅文(なかね まさふみ)
1990年代中頃より、研究者として、エンジニアとして、全盲のユーザーとして「情報アクセシビリティー」をテーマに活動。
JBICT.Netの言い出しっぺ(便宜上代表)
freee株式会社勤務
参加申し込みについて
YouTube Liveでのご視聴にはお申し込みは必要ありません。
Zoomによるご参加の場合は事前のお申し込みが必要です。
イベント情報のページまたは、下のフォームからお申し込みください。
多くの皆さんのご参加をお待ちしています。