第10回:新潟市障がい者ITサポートセンター山口俊光さんインタビュー -- 「目先のどうにかしなきゃいけない課題ってのはいっぱい皆さんあるわけじゃないですか」
JBICT.Net事務局 (2022年7月2日)
今回は、新潟市障がい者ITサポートセンターの山口俊光さんをゲストにお迎えして、同センターでの取り組みや山口さんが運営されているYouTubeチャンネルATティービーなどについてうかがっています。
今回のゲスト
山口 俊光(やまぐち としみつ)さん
新潟市障がい者ITサポートセンター・新潟大学 特任講師
支援技術(Assistive Technology)の普及活動に従事.
今回の出演者(五十音順、敬称略)
- 高橋 倫花
- 辻 勝利
- 中根 雅文
主な内容
- 新潟市障がい者ITサポートセンターの取り組み
- YouTubeチャンネルATティービーとそのコンテンツ製作
- 視覚障害者に対するITサポートの内容
関連リンク
- 新潟市障がい者ITサポートセンター
- ATティービー
収録後記
10数年ぶりに山口さんとゆっくりお話しすることができて、とても楽しかったです。
ATティービーのコンテンツを通して、一人でも多くの方が支援技術に興味を持って、使ってみてくださるといいなあと思いました。 [辻 勝利]
例えば目が見えにくくなったり見えなくなったりしても、スマートフォンに文字を大きくする機能や読み上げ機能があることを知っていれば、スマホを使い続けることができます。
やはり、アクセシビリティーや支援技術について情報を得られる機会が可能性を広げるとも言えるのではないでしょうか。
私たちも地道に発信していきたいと、今回山口さんのお話を聞いて、気持ちを新たにしました。[高橋 倫花]
ICTを使えるかどうかで、社会活動の幅も生活の質も大きく変わります。視覚障害者にとってはなおのことです。使いたくないから使わないという人はともかくとして、使いたいのに使えないとか、使いたいのに使えることを知らないとか、そういう人をいかに減らすことができるのか、そんなことをよく考えながらJBICT.Netの活動をしています。山口さんとはそんな思いを共有できているような気がして、心強く感じました。[中根 雅文]