[このイベントは終了しました。多くのご参加をいただきありがとうございました。]
先日調査結果を公開した第1回支援技術利用状況調査について、この結果の概要を紹介し、この結果からどんなことを読み取ることができるのかを考えるオンライン・イベントを、2021年9月14日(火)の夜開催します。 興味を持っていただけましたらぜひご参加ください。
- 参考: 第1回支援技術利用状況調査報告書
イベント概要
- イベント・タイトル: いま日本の視覚障害者はどのようにPCやスマホを使っているのか?〜第1回支援技術利用状況調査結果報告会〜
- 開催日時: 2021年9月14日(火) 20:00~21:30
- 会場: オンライン(YouTube LiveまたはZoom、参加形態によって異なります)
- 参加申し込み: 事前に以下のイベント情報ページよりお申し込みください
- イベント情報ページ: https://jbict2109.peatix.com/
イベント情報ページより
日本視覚障害者ICTネットワーク (JBICT.Net) では、2021年4月から5月にかけて、視覚障害者がどのようにパソコンやスマートフォンを利用しているのかを調査し、先日その結果を公開しました。
このイベントでは、この調査の結果を簡単に紹介しながら、この結果からどんなことを読み取ることができるのか、視覚障害者のIT利用やWebアクセシビリティーに詳しいメンバーで考えます。調査結果を見てこんな疑問を持った方はぜひご参加ください。
- PC-Talkerのユーザーが多いみたいだけど、Webやアプリの開発ではどう考えれば良いの?
- そもそも調査で言及されてるいろいろな支援技術の特徴ってどんな感じなの?
- iOSのユーザーが多いのにMacのユーザーが少ないのはどうして?
参加チケットについて
参加のためのチケットは、以下の3種類を用意しています。
- カンパ枠: 1,000円、事前決済
いただいたカンパで、このイベントの文字起こしまたは記事化を行います。(それ以上にカンパが集まった場合は、JBICT.Netの運営費用として使わせていただきます。)
当日はZoomでご参加いただき、直接ご質問していただくこともできます。
また、イベント終了2週間程度の間、当日の動画アーカイブをご覧いただけます。 - UDトーク修正枠: 無料
当日の情報保障に用いるUDトークの書き起こし結果をリアルタイムで修正していただける方を若干名募集しています。
当日はZoomでご参加いただき、直接ご質問していただくこともできます。
また、イベント終了2週間程度の間、当日の動画アーカイブをご覧いただけます。 - 一般枠: 無料
当日はYouTube Liveで視聴していただけます。
ご質問について
一般枠でご参加の方でご質問がある方は、イベントの申し込み時に表示されるフォーム、または参加者にお知らせするSlidoから、事前にお寄せください。
情報保障について
当日はUDトークによる書き起こしを提供する予定です。
登壇者プロフィール(五十音順)
伊原 力也(いはら りきや)
freee株式会社ではデザインリサーチおよびデザインシステムを担当するチームのマネジャーとして従事。中根氏らと共に社内でのアクセシビリティ普及啓発活動も担当。ほか、いくつかの企業のアクセシビリティ改善のサポートも行っている。ウェブアクセシビリティ基盤委員会WG1委員、HCD-Net認定 人間中心設計専門家および評議委員。共著書に『デザイニングWebアクセシビリティ』、監訳書に『コーディングWebアクセシビリティ』『インクルーシブHTML+CSS&JavaScript』。クリエイティブユニットmokuva所属。
小川 敏一(おがわ としかず)
視覚障害者用福祉用具を販売する部署に勤務する全盲の職員。
先天的な弱視であったが、2016年にけがで失明し、全盲となる。
弱視だった頃から点字の読み書き(触読含む)、白杖歩行、スクリーンリーダーを使用してのパソコンやスマートフォンの操作をある程度習得していたため、早期に職場復帰を果たす。
パソコンはWindowsパソコンをPC-TalkerNEOとNVDAを状況に応じて使い分けている。
その他、iPhoneをVoiceOverで、AndroidスマートフォンをTalkBackで使用している。
仕事でもプライベートでも点字ディスプレイ(点字ノートテーカー)を活用している。
辻 勝利(つじ かつとし)
リモートで働く全盲のエンジニア。
スクリーン・リーダーをはじめとしたソフトウェアのローカライズを手がけるほか、ゲームをはじめとしたエンターテインメントのアクセシビリティー向上に興味がある。
仕事や日常生活の中でWindowsをスクリーン・リーダーNVDAとの組み合わせで使用しており、外出時はiPhoneのVoiceOverを愛用している。
休日のほとんどの時間を動画配信サービスとゲームに当ててしまうインドア派。
個人Blog: http://debugon.sblo.jp/
中根 雅文(なかね まさふみ)
1990年代中頃より、研究者として、エンジニアとして、全盲のユーザーとして「情報アクセシビリティー」をテーマに活動。
JBICT.Netの言い出しっぺ(便宜上代表)
freee株式会社勤務
山賀 信之(やまが のぶゆき)
視覚障害者を対象としたパソコン教室「スラッシュ」に勤務する全盲。
ICT機器全般のサポートを行っている。
個人でホームページ「やまさんの森」を開設し、GoogleやYouTubeの検索、アマゾンの利用などをアシストするコンテンツを提供している。
他にパソコン・Android・iOS向けTwitterクライアント「スイートツイート」の開発を行っている。
パソコンはWindowsをNVDAで、スマートホンはAndroidを点字ディスプレイと組み合わせて使用。
インドカレーとラム酒と折り紙が好き。
スラッシュ: http://www4.point.ne.jp/slash/
やまさんの森: < http://yama3nomori.jp/>
参加申し込みについて
参加には事前のお申し込みが必要です。
イベント情報のページまたは、下のフォームからお申し込みください。
多くの皆さんのご参加をお待ちしています。